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痛みについての考え方

あけましておめでとうございます。

本年も、どうぞよろしくお願い致します。

 

院長の増田です。

年末年始の休暇で、また新たに気づいたことが沢山ありました。やはり食べること、休むこと、日常生活の「当たり前」の中に、ヒントがあるなと思いました。

今年は、栄養療法についても、さらにブラッシュアップするべく、夫婦で治療と学びを深めています。簡単に実践できること、継続できることが大切ですね。

今月は日程の都合で、勉強会は予定していませんが、次の勉強会でさっそくシェアしたいと思います。

 

 

今日は、痛みについての考え方をお話します。

 


3ヶ月痛い。
半年痛いまま治らない。
もう何年も痛みが取れない。
良くなったと思ってもまた痛くなってしまう。


病院に行っても異常が見つからないのに、長期間に渡って痛みがとれない。

そういった方は、実際少なくありません。

実は、健康な体ではこういった「改善しない」といった状態は起こりません。


通常、

打撲は、1~3週間
捻挫は、軽~中度であれば、1~4週間
骨折は、指であれば、2~4週間

で、おおよそ痛みは消失します。


しかし、痛みが通常の範囲を超えて長引いたり、腫れがなかなか引かない、という方もいます。

 

このように、痛みや腫れが長く続くような

 

・事故、怪我の後遺症

・手術後の不調

・慢性の腰痛、肩、首、膝等の痛み

 

を抱えた方の、治癒を遅らせる原因を調べていくと、

ほとんど全ての人が、

・日常生活で常に、体のどこかに負担がかかっている
・過去の怪我や精神的ストレスが、治らないほど深刻な状態
・栄養不足

・栄養過剰(食べ過ぎ)

のいずれかに当てはまります。

 


具体的には、

 

日常生活の負担
→無意識にとっている姿勢、仕事のストレス、電磁波、寝不足、等


過去の怪我や深刻な精神的ストレス
→手術痕の癒着、トラウマや精神的なものが関係する傷、自己治癒力で治らないほどの強烈な体の軸の歪みがそのまま残っている



栄養不足
→水を飲んでいない、ミネラルを取っていない、ビタミンを取っていない、タンパク質がたりない、等


食べ過ぎ
→胃腸の負担(小麦の取り過ぎ、砂糖の取り過ぎ、油物の取り過ぎ)が大きく、消化にエネルギーを使ってしまって、組織の修復が後回しになっている


といったものです。

 

 

痛みが改善するきっかけは、人それぞれではありますが、
上記4つのうち、いずれかを改善した日から、症状が軽快するといったことがよくあります。

もし改善しない症状でお困りの方は、上記4つの中で、まだ試していない物に取り組むと良いです。

 

治療の中では、どれから取り組むと一番効果が出るか、についてもお話しています。


急性の痛みや不調に関しては、電話やメールでお問い合わせいただいた時に、すぐにできる処置やケアについても、あわせてお伝えしています。


特に、怪我や事故の場合、受傷から早い段階でケアをするほど、経過もスムーズに進みます。まずは病院での検査を受けることも、とても大切ですが、同時に家で行うケアをするか、しないかで、治癒にかかる日数を大幅に減らす事ができます。

 

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。 

簡単ではありますが、年明けから急性の痛みで来院される方が続いたので、まとめてみました。


今年も、関わる全ての人にとって、より良い一年になることを願い、精一杯 治療とカウンセリングにあたらせて頂きます。

どうぞ宜しくお願い致します。

 


増田