· 

コロナ対策② 〜今すぐ出来るホームケア〜

コロナ対策(食事編)の続きです。

 

③亜鉛を摂る。

 

マザーソルト には70種類以上のミネラルが含まれていますが、亜鉛に関しては、単体で追加し、より多く摂ってください。

 

プロ野球選手でも、新型コロナウイルスの感染が確認された、とニュースで拝見しましたが、自覚症状として「味がしない」という訴えがあったとか。味覚障害は、亜鉛不足の典型的な症状です。嗅覚の障害も同じく、亜鉛不足の症状です。

 

すでの罹患者には多く、亜鉛不足の症状が出ており、新型コロナウイルス対策として、亜鉛は鍵となる栄養素です。

 

新型コロナに対するワクチンの開発には、おそらく、最低でも1年はかかると思われます(→ワクチンに対する意味とか、是非とか、それは一旦横に置いといて・・・汗)ので、それまで、感染しにくい免疫力、万が一罹患したとしても、重症化させないで早期回復する方法として、亜鉛の摂取です。

 

亜鉛には、生命維持に欠かすことができない 様々な効能がありますが、既存のコロナウイルス(元々、コロナウイルスは一般的な風邪の原因となるウイルスの1つです)や、E型肝炎ウイルスが、人の細胞に入り込んで自分のコピーを作るのを阻害した、とう研究結果があります。

 

ただ、亜鉛は単体ではなかなか細胞内に入り込めないので、細胞の中に運んでくれる運び屋をしてくれる栄養素を一緒に摂るのがオススメです。それが、フラボノイド、ポリフェノールの一種である「ケルセチン」です。

 

ケルセチンは、主に玉ねぎ、りんご、ぶどう、ブロッコリー、モロヘイヤ、アスパラガス、サニーレタス、ラズベリー、クランベリー、その他葉っぱの野菜、柑橘類にも幅広く含まれます。

 

ケルセチンは、運び屋としての役割だけではなく、それ自体がエボラウイルスやジカウイルスから守った、というマウスでの実験結果もあります。

 

細胞には鍵がかかっており、ウイルスはその細胞に入るための鍵を持っています。ケルセチンは、その鍵に「のり」をつけて、鍵が使えないようにします。

 

カナダの研究者たちは、ケルセチンは広域の抗ウイルス薬になるかも?!と言っているくらい・・・

 

 

もう一つの運び屋は、エピガロカテキン(=緑茶、抹茶に含まれます!)です。静岡では、馴染みが深すぎるくらい。

 

 

ということで、ぜひ、家族分の亜鉛サプリメントを買って、飲んでください。

あわせて、緑茶を飲む、玉ねぎや葉っぱの野菜、ケルセチンを含む野菜・果物を摂ることをオススメします。

 

 

ちなみに、うちでは、もう随分前から亜鉛のサプリメントは継続して摂っています。ヘルシーパスという会社のドクターズブランドですが、90粒で2000円程度と、質が高く、手に取りやすい値段です。ドクターズのサプリメントは、栄養療法を行なっているクリニックで購入することができます。

 

しかし、ドクターズブランドではなくても、薬局やamazonで買えるサプリメントで十分です。アメリカでは、すでに亜鉛が欠品状態が続いてる模様ですが、日本はまだ十分に在庫があると思うので、これを機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

亜鉛を多く含む食材としては、牡蠣、チーズ、抹茶、ラム肉、牛肉、納豆、魚、甲殻類などです。

毎日たべるには、亜鉛以外の栄養素が多くなりすぎたり、コストもかかるので、うちは安定供給のためサプリメント派です。

 

つづく