ジメジメとした季節になってきました。
この時期は、頭痛、関節痛、肩こり、倦怠感、吐き気といった、原因のはっきりしない不定愁訴が増えてきます。
いまも話題が尽きない、新型コロナウィルスに関連した諸々の...
(ネガティブニュースによる不安や心配、携帯、テレビ依存、マスクによる耳や顔の緊張、酸欠)
それに加えて、
・低気圧
・湿度
・カビ
といった気候や室内環境の変化が、身体に負担をかけて、症状を引き起こしています。
(急激な湿度、温度の変化は、私たちが思っている以上に、体に負担がかかっています。)
対処としては、
・適度な運動
(この時期に軽く汗をかく程度に身体を動かし、汗腺を刺激しておくと、体温調節がスムーズに出来て、夏バテしにくくなります。)
・鉄分の摂取(低気圧に関連する酸欠対策。空気が薄くなり、マスクやストレスによって呼吸が浅くなり、病院の検査では正常でも、実際の体の中は酸欠状態=代謝が落ちて、エネルギーを生み出せない状態になっています。)
・換気、サーキュレーターの導入(室内の空気を循環させて、湿度管理+すこしでも酸素をとり込みやすくしましょう。)
・洗濯槽のかびとり
・布団やベットなど、寝具の洗濯、外に干す
・意識して深呼吸する
・必要ない場所ではマスクを外す
・耳周り、顔まわりのリンパを流す
・夏バテ防止の食べ物を摂る
etc
この季節の一般的な対処の具体策については、また、改めて詳しい内容を記事にします。
・
今回は、いまの時代に共通する『生き方』のテーマについてお話しします。
来院されている患者さんの多くに共通して見るテーマ、課題の一つに、「陰湿さ」があります。
ジメジメする6月。
大気中の水分は下へ集まり、足下がぬかるみ、カビが生え、なめくじ、やカタツムリといった湿性の生物が活発に動き始めます。
水、というのは「愛」のエネルギーの象徴と言われます。
「愛」し、「愛」される、エネルギーが、足下へ落ちていくと、その感情はジメジメとした形を取ります。
清々しい春の風のような愛情は、大量の水を含み、ジメジメとした愛へと形を変えていきます。そして、水の性質の愛を糧とすることが出来ない人にトラブルが起こります。
さて、どんなトラブルが起こるのでしょう?
それは・・・
妬み、恨み、嫉み。
いわゆる嫉妬心と呼ばれるものです。
この感情が外(他者)に向いた場合、イジメや、愚痴といった行動を引き起こします。
この感情が内(自分)に向いた場合、自己否定、自己卑下、(私が悪い、私には無理、どうせ○○だから。)になります。
どちらも、自分も他者も幸福にしない、否定的な行動です。
では、どうしたら、健全な愛の形を維持できるのでしょうか?
それは、自分自身の中にある、「陰湿」な感情を受け入れて、ありのままを認めて消化すること。
・あいつのことが気に入らない
・羨ましい
・人のやることに否定的になってしまう
・自分はどうせ、と自己否定的になってしまう
・いつも文句を言いながら仕事をこなしている
上記に当てはまる場合、嫉妬心とその元にある感情を受け入れていない可能性があります。
そういった人は、過去に傷ついた自分自身に寄り添うことが、健全な愛の第一歩となります。
→成長を諦めてしまうくらい辛い過去があるんだね。何をしてもうまくいかなくて腐ってしまったんだね。ずっと否定され続けた過去があったんだね。
大変だったね。
まずはゆっくり休もう。
そして、もう一度、自分を信じてやってみよう。
もう、他人の意見に流されたり、否定されたからといって諦めたりしないから。自分に合ったやり方を一緒に考えよう。
努力を諦め、成長を否定し、性根が腐ってしまった過去に寄り添い、改めて一歩踏み出す力を与えましょう。
腐ってしまった根が回復することで、大量の水「愛」を吸収し、自らを育むエネルギーとすることが出来ます。
過去の自分を否定する出来事が起こる。
立ち直れないくらい傷つく。
痛めつけられる。
性根が腐る。
人の意見を聞けなくなる。
素直さを失い、自分らしく生きられなくなる。
愚痴や嫉妬心で自分も周りの人も巻き込んで関係性を破壊する。
自然の植物に例えると、
自然災害や人災が起こる。
立ち直れないほどに傷つく、痛めつけられる。
根が腐る。
水を吸収できない。
土壌がダメになる。
周りの植物や生物を巻き込んで生態系を破壊する。
人も自然も、同じですね。
人も、自然も、ひとつの理(ことわり)の中で循環しています。
自分の在り方次第で、この循環は、自分を助ける方へも、自分を破壊する方へも変わります。
もし、そういった在り方を見つめ、もっと自分らしく、生き生きと生きることを実感したい、という方はご相談ください。
当院の90分コースでは、自分自身の現在、過去、未来、を見つめ、より自分を幸せに変えていくためのカウンセリング、コーチング、ワークを行っています。
今よりも明日、明日よりもその先がさらにより良い未来になるように、サポートします。
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