食事や栄養の摂り方に、興味はありますか?!
当院では、治療する、しないに関係なく”健康に幸せに生きていくためには、食べることは生きる上で大切”ということをお伝えしています。
実際に、自分たちも食べ物でステージが変わったり、体調だけではなく、いろんなことがスムーズに運ぶようになりました。
また、食事に取り組むことで、徒手療法の結果の出方にダイレクトに影響するので、治療に反応できる、そして今後も再発しない体づくりを持ち帰っていただけたら、という想いがあります。
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治療でも、カウンセリングでも、いろいろな患者さんと接していて、感じることがあります。
それは、同じように食事に取り組んでも、体感や成果を出してどんどん変わっていく人と、結構いろんな取り組みをしているにもかかわらず、今ひとつ狙った効果が出にくい人が一定数いる、ということです。
その原因は、個人差も大きく、また体感はなかったとしても、実際は改善傾向にあるとか、(=例えるなら、ー120ポイントから始めて、ー60まで良くなっている場合。悩みのない状態がゼロだとすると、スタート時と比べて60点も良くなっているけど、まだマイナス60点分は悩みや不調がある、という状態)
原因も多岐にわたるので、一概には言えないけれど、
うまくいっている人は、上手にバランスをとる考え方ができる、
ということをお話ししたいと思います。
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エネルギー、っていう言葉は、人によって捉え方も違うし、目で見えるものではないので、誤解を招くこともあり、あまり使いたくないですが、今回はあえてエネルギーという言葉を使ってお話しします。
食べ物も、人も、エネルギー状態、バランスは日々変動しています。
PCで画像作成が本当に苦手なので、手書きですみませんww
講座を受けている方は知ってると思うけど、動画の講座でも度々手書きの図が登場します・・・笑
得意な人がいたら教えてください。。。
人も食べ物も、エネルギー状態が高い、低いで分けると、ざっくりこんな感じで、4つのカテゴリーに分かれます。
予防医学の考え方の講座でもお伝えした図を応用してみました。
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まず、
毎日必ず使う調味料を見直そう、
基本の塩と水を飲もう、
っていうご提案は、それだけで
簡単に添加物の量や害を減らせる、
エネルギーどうこう以前に、
生命の維持とデトックスに必須だから
という理由が大きいですが、この表に当てはめるなら、④のご提案。
これをしながら、他のことに取り組んでいきながら、②を目指そう、みたいな感じです。
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①と③は、加工食品、冷凍食品、インスタント食品、自然ではなく人工的に作られたもの(例えば加工油脂とか、自然界には存在しないもの)などの食品が多くて、
それらを習慣的に継続して大量に食べたり、解毒しないままでいると、やっぱり体調不良や病気の原因にはどうしてもなってしまう。
だけど、もし加工品やインスタント、コンビニ食なんかを食べるとしてもさ、器を移して彩りよくしたり、ちょっとだけ手を加えたり愛を込めて作られたものは、エネルギーレベルを上げることができる。(③→①)
だから、③のものを①にする簡単な方法として、
・ポテチやカップラーメンに追い塩してね、とか
・家で食べるときには、器だけ(BPAを避けるため)でも変えてね
・コンビニのご飯も塩たっぷりにしてね
とかっていうご提案をしています。
あとは、加工品や市販品の中でも、選択の仕方のコツとか、お菓子の選び方とかは具体的に商品名まで、個別相談ではお伝えしています。
(あんまり表立って言いにくいです。推奨しているわけではないので)
これで健康になるとか、っていう意味ではないけど、時と場合によっては避けられないこともあるし、選べる選択肢の中でもちょっと良いことしている💛みたいな感じで、罪悪感持って欲しくないです。
最初から完璧を目指してもリバウンドすることが目に見えているから、大きな階段を一気に登るのではなくて、すぐにできることをしてみよう!という感じ。
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ちなみに、③ばっかり食べていると、どうしても抑うつ傾向や、無気力になったり、邪気とかエネルギー状態低いものと同調しやすくなるし、さらに③の食べ物を欲する、という負のスパイラルになりやすい。
邪気の一つは静電気、というのは学術的に証明されていますが、添加物や重金属の溜まった肉体に+電磁波まみれ(スマホ離せない、アーシングしない、塩水飲まない)の生活は、やっぱりエネルギーの低いものを引き寄せやすいっていう感じかなー。
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②は、自然に近い食材を、愛を込めて美味しく作られたもので、内側から溢れるエネルギーと相まって、さらに良いエネルギー状態のスパイラルに入っていく、というイメージ。最終的にはここを目指したいんだけど、別に目指さなくてもそれなりに元気ではいられると思う。(元気や健康の定義による)
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で、体に良いことしているはずなのに、リバウンドしてしまう人に多いパターンが、④。
健康のために、
◯◯しなければならない
◯◯は絶対にしてはならない
◯◯さえ食べれば痩せる、健康になる
感覚を無視して、◯◯を健康のために絶対毎日食べる
◯◯制限を厳密に守る
みたいな食べ方、です。
ある程度真面目にやれば、一定のところまで肉体の不調は緩和する、または改善傾向に一旦はなるんだけど、完全には良くならない、またはメンタルはギスギスして幸福度が上がらない、っていうパターンです。
例えば、アトピーがだいぶ良くなったけど、なんだか鮫肌だし、すっきりと良くなりません、的な。
不調があるから、体に良いこと、考えられる限りお金も時間もかけて尽くしているのに、改善しません、的な。
間違い探し、正解探しをやめられず、◯◯は良いですか?という二元論の質問が多いのも特徴で、経過させること、結果を待てない傾向があります。
食べ物への囚われから、人間関係や社会生活までギクシャクしてしまうことも💦
これ、病院の現場でも度々遭遇してきたけど、厳密なマクロビアンとか、ヴィーガンとか、そういう人が多かったです。(決まって、慢性疾患が治らない、不妊傾向やがんが多かったです)
あ、勘違いしないでほしいのは、決してそういう食べ方、生き方をディスってるわけじゃないです。仲の良い友人にもヴィーガンの子がいるし、彼女の生き方に意見するつもりは全くありません。
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うまくいく人は、
⭕️③を①にする工夫とバランスをとるのが上手
=上手く手を抜いて、楽しめ(③を食べたら、その後に解毒の食材を取る)
⭕️体調が悪いときに無理しない
=①、③を避ける、PUFAフリー
⭕️基本の水と塩、糖を切らさない
=生きる基本
⭕️糖質制限や断食など、極端なことをしない
=やっていい人はほどんど居ない
⭕️美味しい、楽しい、幸せっていう感覚を大切にしている
=何のために食べるか
⭕️自分のご褒美が何か知っている
=週に2回はご褒美を、と言っています
⭕️普段の食事を無理なく、できることに集中している
=無理はストレス
⭕️興味のあることから学んでいる
=楽しくなる、腑に落ちる
⭕️比べるのは過去の自分
=人と比べても正解はない
という考え方と習慣が、自然とできていると思います。
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④の人は、数は多くないけど、自分が良いと信じて疑わずに長年続けてきた習慣を、それ、違いますよ、というのもなんだか忍びないし、
③の人に、ただダメですよ、って言ったって、それを受け入れられる余裕(心、時間、お金などの環境面)がないから③から抜けられないし、
①で安心しきっている人は、今は幸せだけど、爆弾を抱えているようなものだし、
②で居続けることは、食べ物だけではなく、やっぱり考え方や体を整えること、自分をよく理解して自分を大切にすることが習慣になっていることが大切。
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どんな人も、日々、この座標軸を上がったり下がったりしながら、変化しているけど、
基本方針として、どんな未来に向かいたいですか?
どこでバランスとりますか?
っていうことが、考え方のご提案です。
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体が変われば、欲しいものも自然と変わるし、
波動が高いとか、高次のエネルギーが、とか言ってる人が①とか③の食生活に慣れ親しんでいるのは、マジかよ💦って、なんだか正直、胡散臭さは感じます。
ジャンクフードのエネルギーだけ抜いて、大丈夫っていうの、できるけど、それで良いとは思わない。。。ここは地球ですよ?!って。
要するには、バランスだと思う。
ねばねば星人、べきべき星人ではなくて、
本当に私にとって喜びは何か、幸せは何か。
今日食べたいものは何か?
を感じるとる正確なセンサーと、
体調やTPOや予算に合わせて、上手にバランス取れる少しの知恵を、持っていたら最強だと思う。
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結論
1)塩水は基本、糖質制限はNG
2)まずは調味料を本物にしよー
3)週に2回は気にせず食べて
4)不調の時には、ジャンクと油は避けろ
5)極端なこと、すんなって
6)これ、食べたら太るー。とか、体に悪いー。とか、罪悪感は捨てて、食べるときはなんでも、全力で、幸せ、美味しい、楽しい、ハッピーを受け取ろー💛
これが普通にできるようになったら、次の段階へ。
市販品の選び方と売ってる店情報は、欲しい人は個別に言ってください。