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わくハラの相談について

今日は、ハラスメントへの対処についての話をシェアします。

 

 

医療系の大学に通うお子さんがいる、ご両親からの相談でした。

 

「インフル、B型肝炎、こ.ろ.な、いずれも、ワクチンを打たないと実習に行かせない」

(実習の単位が取れない=卒業できない=国家試験の受験資格がない)

 

と学校から言われて、困っている、というご相談でした。

 

 

ご両親もお子さんも、接種は希望しない、とのことで、相談の時にはパニックに近い状態だったのでレスキュー対応をしたのですが、

 

なぜ、そんなパニックのなってしまったのか、を対話の中でお聞きしていくと、不慮の事態で妹さんを急に亡くされた経緯があったり、

 

他にも色々な過去のエピソードから、もうこれ以上、納得しない理不尽な出来事で大切な人を失いたくない、呼吸もできないほどのフリーズするような恐怖と震える怒りの感情が出てきました。

 

 

こんな場合には、アコナイト(ホメオパシー基本36キット)やレスキュー(バッチフラワーレメディ)を使いながら、

 

その下にある感情を癒すサポートレメディや呼吸を落ち着けるメソッドで、まずは急性の痛み(心の痛み、体の苦しさ)の対応をします。

 

 

感情のケアをしながら、

 

具体的に何に対しての不安や恐怖があるのか、

 

一番理想的な未来は、どんな状態なのか、(本当はどうしたいのか)

 

最も大切にしたいこと、価値観、は何なのか(優先順位)

 

を明らかにし、

 

 

具体的な対策については思考を使っていきます。

 

 

一人の子の親として、親の気持ちには強く共感する気持ちもありながら、

 

感情だけを全面に出して、たとえば大学に殴り込みに行ったところで、

 

バカ親、キチガイ扱いされるのが容易に想像できます。

 

 

お互いの言い分(学校側、個人の立場)を最大限に尊重しながら、喧嘩せずに、願いを叶えるためには、どうしたら良いのか

 

というコミュニケーションの部分をしっかり準備しながら

 

医療系ということは、特に「根拠(エビデンス)」を大切にするはずですから、

 

法的根拠(強制はできないこと)+医学的根拠(予防効果はない、こ.ろな枠については、2回以上摂種した方が、より感染しやすいという統計データ、感染した場合の死亡率の低さに比べて、摂種した場合の有害事象および死亡ケースの多さ)など

 

事実、データを提示していくことが

 

素人の私たちでもできる、喧嘩しない交渉術かなと思います。

 

 

相談には冷静に応じながらも、実際に自分の立場で同じことが起こったら、どうなるかな?と考えてみたら、

 

おそらく私も震える恐怖と怒り、だけじゃ済まないと思います。

 

なってみないとわからないけど。

 

 

子供の夢や願いには、最大限できるサポートをしながらも、一番大切にしたいことは何か?を握り合う(共有する)ことができる、対話ができる関係でありたいし

 

枠に限らず、オステオパシー、ホメオパシーという生き方そのものが、日本においてはマイノリティなので、

 

どこの組織や環境に行っても、似たようなことはあると思うのです。

 

交通事故後の治療でさえ、電話対応には中々苦労するので。(普通の接骨院ではないので、知らないことに対する疑いや恐怖は計り知れませんね)

 

 

それでも、私たちは諦めずに、信じて大切にしている生き方や健康の概念に従って、淡々と丁寧に日々を生きることを大切にしています。

 

外側に安心を求めても、そこに答えはないと思うから。

 

どんな生き方や選択も、自分で選んでそうしている、という、コントロールできている感覚が幸せの一つの答えだと思うから。

 

 

最後に、文部省と厚生労働省から出されているご通達について、PDFをシェアします。

 

学校も、会社でも、強制はできないし、受験資格もなくならない、という旨の内容です。