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治る人と治らない人の違いって?!

こんにちは。

院長の増田です。

 

先日、友人と「治る人と治らない人は、何が違うか?」

というテーマで話していました。

 

過去から今まで、関わってきた患者さんを思い出し、なかなか治らない、

回復から治癒までに時間がかかる方の特徴をあげて、検証してみました。

 

すると、面白いことがわかります。

 

 

結論からいうと、治りやすさ、回復の速さ、というのは

 

骨折や捻挫

肩こりや腰痛

痛み、しびれ

事故の後遺症

精神的なストレスや、不眠、疲労感など

 

体の症状、こころの痛み、人間関係に関する悩みに至るまで

すべての症状において

 

症状の種類や強さに関係なく

 

日常の過ごし方、性格や考え方、生き方、仕事の内容や働き方、

休息や休養がとれているか、が関係していました。

 

回復や治癒が遅い方の具体的な特徴を、以下に挙げます。

 

 

 

 

①からだの癖

・へっぴりごし(腰が後ろにひけている)

・上目づかい

・見下す視線

・腕を組む

・脚を組む

・前のめりの姿勢

・斜に構える

・挙動不審

・背筋が丸くなっている

・トボトボと歩く

・声に張りがない

・目がうつろ

・直立不動

・怒り肩

etc...

 

 

これらの特徴を、全てまとめて一言でいうなら、

特定のパターンを表現する自由度の低い身体、と言えます。

 

 

②食生活の癖

・白砂糖、三温糖など、精製された砂糖を使う

・ケーキやクリームなどの甘いお菓子を好む

・小麦製品(パン、麺、粉もの、お菓子)がすき

・揚げ物やスナックを好む

・乳製品を好む

・刺激物を好む

・上記を含む偏食

・栄養ドリンクやジュースを毎日摂る

・身体が良くなっていない事実があっても、長期にわたって服用しているサプリメントがある

・野菜をたべない、野菜の味がわからない

・スーパーやコンビニのお惣菜を週に3回以上食べる

・手料理をたべていない

・水分(お茶やジュース以外)が1日1L以下

・アルコールを毎日飲む

・糖分の入った飲み物(ジュースやコーヒーなど)を好む

・コーヒーを1日2〜3杯以上のむ、やめられない

・煮物を毎日食べる

・長年ローフード

・長年マクロビ、ストイックにこだわりすぎる

etc

 

③コミュニケーションの癖

・頑固

・潔癖

・猜疑心

・愚痴

・他責的

・過度の心配性

・卑屈

・過度の気遣い

・他人の目や世間体を気にする

・苦手な人にノーと言えない

・自分の意見を言えない

・いつも流されてしまう(自分で決められない)

・主語がない

・時系列がめちゃくちゃ

・5W1Hがない

・荒辛無稽な思考

・すぐ感情的になる

・同じ話を繰り返す

・事実ではなく、感情や他人の言動に惑わされてしまう

etc

 

 

他にもありますが、よく見受けられる傾向として、以上のようなものがあります。

 

もし、何かの不調や治らない症状に悩んでいて、解決を望むならば、以上に挙げたものから

一つだけでも、意識して変えてみることから、取り組んでみると良いと思います。

 

自分の身体の癖ひとつで、他者とのコミュニケーションが変わることを実感できます。

 

 

・・・

 

 

自由度の高いからだ

自由度の高い心のあり方

 

本当に必要なものを求める食への感性

 

家族や大切な人、関わる人と、自分自身が本当にしたい事を理解する共感力。

 

 

そんなことを、大切にして、育てていくことができたら

ほんとうに豊かで幸せな毎日になると、思っています。

 

 

・・・

 

 

過去の歴史を振り返ってみても、ずっと正しい、と信じられてきたことが、実は

真実ではなかった、ということが、たくさんあります。

 

 

塩のとりすぎで高血圧になる。

牛乳で骨が強くなる、身長が伸びる。

 

 

このようなことは、少し調べて、勉強すれば、ただの迷信であって

事実は真逆であることは、すでに沢山の研究、書物で明らかにされています。

 

 

これからも、変わり続ける、一見常識と思われる情報に、惑わされないように、

 

 

自分の体で感じる感性

何が真実かを見抜く審美眼

自分で選択して決める強さ

 

を育てていくことが、大切なこと。

 

 

当院では、からだが健やかに整い、感性が磨かれ、

肉体だけではなく、その方と関係する人、食事、環境がより豊かに循環し、調和し、

よりよく生きることをサポートできることを目指して治療をしています。

 

 

参考になれば幸いです。