基本の△のおはなし ー その1ー

こんにちは。

院長の増田です。

 

 

今日は、健康の三角形△ 

3つの側面から整えると、最速で進化する

というお話をします。

 

初めて来院される方や、栄養カウンセリング

では必ずお伝えしている内容を

3回にわけてお伝えしたいと思います。

 

当院で大切にしているテーマ

「いきいきと生きる」

そのテーマを実現していくのに絶対必要な

基本的な考え方、方法でもあります。

 

 

・・・

 

 

私たちの「存在」を形づくる3つの柱

として

 

①カラダ・・・肉体そのもの

②栄養・・・日々の食事

③精神・・・こころ、生き方、考え方

 

大きく分けて、この3つの側面から考え

ていきます。

 

 

この3つのバランスが取れていると、

三角形の中の容積が大きくなり

 

より自分の能力や才能、個性を発揮して

いきいきと輝いて生きることにつながり

 

 

この3つのバランスが大きく崩れたり

いびつな三角形になると

中の容積は小さくなり

 

ちょっとした不快症状から病的な状態まで

様々な不具合を生じやすくなります。

 

 

当院では、この3つの側面から

全体をよく見渡し、

 

その方に合ったやり方で

無理なくバランス整えていくことを

基本の考え方としてお伝えしています。

 

 

・・・

 

 

今日は、その中で

1つ目のカラダのことについて。

 

 

カラダを整えるのに大切なことは、

「休息」と「運動」です。

 

 

休息は、私たちの生活の中では

睡眠がいちばん代表的ですね。

 

たとえば、風邪をひいたり、怪我をしても

休息が十分にとれているか、いないか?

では、治り方、治癒にかかる時間は

全然ちがいます。

 

 

たとえ、どんな素晴らしい薬を飲んでも

どんなに腕のいい医者にかかっても

休息が十分にとれていないと

その効果は十分に発揮されません。

 

 

休息とは、睡眠に限らず

たとえば捻挫をしたのであれば、

怪我をした部分を「使わない」

「安静にする」ということも

大切な休息になります。

 

 

休息を考える上で大切なことは、

 

・安心してリラックスできる環境

 

・1日の疲労を回復させるだけの

十分な時間が確保できること

 

があります。

 

 

安心してリラックスできる環境と言われて

何を思い浮かべますか?

 

睡眠の環境=布団や寝具、部屋の温度や湿度

騒音の有無、香り・・・

 

色々ありますが

 

職場でも休息できる場所や、いつもより

少しペースを落としても大丈夫、という環境

=これは、日頃のコミュニケーションや

人間関係が大きく影響するかもしれません。

 

を、自分のために作れるか?なども

含まれます。

 

 

リラックスできる時間や環境が準備できると

カラダは副交感神経が働き

よりスムーズに回復していきます。

 

また、痛みや不快感も感じにくくなります。

 

 

ぜひ、不調の時には、勇気を持って「一旦立ち止まる」

「休む」というプロセスを大切にして頂きたいです。

 

 

また、物理的な「環境」としては

どんな家だったら自分が気持ちよく過ごせるか?

落ち着いてリラックスできるか?

 

ということを考えてみると良いです。

 

 

汚い or きれい

広い or 狭い

ものが多い or 少ない

趣味のものがある or ものは少ない

自然のままの温度 or 温度管理された環境

音がある or 音がない

明るい or 暗い

インテリアは寒色 or 暖色

自分だけの空間 or 共用の空間

etc・・・

 

 

休息をとる、ということを目的とした場合

今の自分にとって、最も心地よい空間、

深くリラックスして休める空間は??

 

これは、どちらが良い悪い、ではなく

その時々に応じて変化するものだと思います。

 

 

自分にとって、何が心地よいのか?を感じて

無理のない範囲で、よりよい環境を作ること。

 

 

コツは、その場所に入ったときに呼吸がすーっと

楽になり、肩の力が抜け、ゆったりとした気持ち

で過ごせることです。

 

 

治療でみえる患者さんにはよくお話しますが

電磁波の影響・・・

 

・携帯電話を身体の近くに置いて寝ない

・Wi-Fiを切ってみる

・アーシングする

 

といったことも、環境に含まれます。

 

 

ちなみに、当院では、僕自身も、来院される

患者さんもリラックスできる環境づくりのため

毎朝、仕事場の掃除は、天井や壁、梁まで

拭き掃除をしています。

 

 

もし、ご自身がどんな環境があっているのか?

休める環境なのか?わからない、という方は

来院時にご相談ください。

 

カラダをみて、必要なアドバイスをさせて頂きます。

 

 

・・・

 

 

次に運動です。

 

日々、適度な自分の体にあった運動をして

体を整えること。

 

これは、運動をすることによって

体がより「楽になる」ことが条件です。

 

患者さんに多く見かけるのが

「何か運動をしよう!」と意気込んで

自分に合っていない無理な運動をして

体を痛めたり、バランスを崩してしまう方。

 

気持ちはとても大切ですが

「今の自分にとって、合っている運動」

が大切です。

 

具体的にどんな運動が良いか?は

人によって、

同じ人でもタイミングによって、

変わるものなので

 

わからない人は、遠慮なくご相談ください。

 

 

・・・

 

 

休息が足りなくなると、体は疲労します。

 

運動が足りなくなると、筋力や平行感覚は衰え

疲労しやすくなり、回復が遅くなります。

 

そのようなことが続くと、結果、

疲労感からくる集中力の低下

運動不足からくづ脳の機能の衰えが起こり

精神的な活動にまで支障をきたします。

 

 

カラダが整わないと、精神的な活動

・正常な判断ができない

・思考が停止する

・感情が鈍感になる

など、影響を及ぼし、それは食生活にまで及びます。

 

 

一番かんたんな運動で、なおかつ精神面も整える

ことができる、オススメのものは

 

・深呼吸

・ウォーキング

 

です。

 

ご自身にとって、適切な運動や休息は

自分で感じて、見つけて行くものなので

 

ぜひ、少しずつ試してながら、カラダをよく感じて

自分のことをよりよく、深く、理解し

大切にしていってほしいと思います。

 

 

・・・

 

最後に、治療についてです。

 

治療をする前に、必ず検査を行います。

検査をすることで、

からだの癖やパターンがわかり、

 

「今」どんな運動がよいか?

休息は足りているのか?

 

といったことも明らかになります。

 

治療の効果が出にくい方や、

治りが遅い方は、

 

休息が十分にとれていない方が結構います。

 

休息は、どんな薬や治療にも勝る

基本で、大切な癒しの要素であることは

度々お伝えしていますが

 

休息がどうしてもとれない方や

休息をとることを許可できない方には

 

また違った方面から

対話の中で解決の糸口を一緒に探していきます。

 

自分では、なかなか気づきにくい

カラダの癖や傾向、

カラダとの対話の仕方などを

 

自分の感覚でわかるように

サポートできたらと思っています。

 

メンテナンスで定期的に通院されている方で

そういったことに興味のある方

自分でも取り組んでいる方は

 

だいたい2年程度で、これが自分に合っている

合っていない、という感覚がわかるようです。

 

センスの良い方だと、もっと早い方もいます。

 

ちなみに、僕自身はというと、

接骨院で勤務し始めた頃はすごく鈍感でした。

 

あまりにもわからなくて、

いろんなことを日々検証し、記録し、

確認することを繰り返し

 

また、学び続けてきて

 

それをやり続けてきた結果、

今はとても繊細に色々なことを

感じ取ることができるようになりました。

 

つまり、誰でも、興味があればできる!

ということです。

 

 

・・・

 

 

カラダは、自分の器にあたる、大切なものです。

 

そして、周囲の環境や相手の感情までも感じる

センサーでもあります。

 

 

 

今回は、休息と運動についてお話しましたが

あまり難しく考えず

楽しみながら、色々と試して頂けたらと思います。

 

 

お話会では、日々の体のケアの仕方

たとえばお風呂の大切さや

スキンケア

立ち方、歩き方なども

お伝えしています。

 

 

参考になれば幸いです。