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題名について

こんばんは。

院長の増田です。

 

今日は、表題にあった「どこに行っても治らない症状専門」と掲げていたのを、一旦取りやめることにしたので、そのことをお話しします。

 

おかげさまで、毎日新規の患者さんが来てくださるような状況となり、4年前に出張施術を廃止して吉田に定住した時から比べると、随分と幅広いケースに対応させていただくことができるようになりました。

 

丁寧に説明をすることや、わからないことは、わからない、とそのままお伝えすること、いつも可能性に心を開いて目の前の方を一人の人として丸ごと見るようにすること(病気や不調だけにフォーカスするのではない見方)、苦手なことにも地道に取り組んできたことが、やっと少しずつ手応えとして感じられるようになってきました。

 

ご紹介だけで、信用して治療に来ていただけること、大変ありがたく思っております。

 

 

 

 

最近では、かっこよくなりたい、美しくなりたい、というオーダーや、夢を叶えるために心や体を整えたいという方など、今までとはだいぶ傾向の違うオーダーも頂くようになり

 

情熱あふれる若者たちから、僕の方が刺激やパワーをもらうようなことも増えてきました。

 

 

 

 

初診の方には、すぐに治療の枠をご案内できず、最初の来院までに時間がかかるため、先に治療効果を最大化するための取り組みをカウンセリングでお伝えするパターンが増えてきました。

 

カウンセリングについては、強制ではありませんが、中には生活上のちょっとした取り組みだけで、初診の施術時にはだいぶ状態が変わっている、主訴がなくなっているようなケースも見受けられます。

 

人の体の仕組みや、治癒のプロセスを考えて、必要な取り組みを淡々と行えば、必ず結果につながる、ということについて、更に確信を深めている次第です。

 

逆にいうと、結果が出ない、ということは、本質から外れている、または考え方がズレている、または適切にできていない、という可能性が高いです。

 

本質とは、「求める成果や結果に直結すること」というように定義しています。

 

つまり、一人、一人にとって、必要な取り組みは違ってきますが、求める結果や目的によって、またライフスタイルや予算によって、アドバイスは無理なく継続できることをご提案するので、結果を手にするまでの期間も当然個人差があります。

 

 

来院の目的も、求める結果も、また、これまでの生き方や習慣、ストーリーがそれぞれに違うわけなので、ご希望をお聞きしながら、現時点での最善と思えるアドバイスについて、誠意を尽くしてお伝えし、治療に関しても、ベストを尽くしています。

 

 

しかし、僕たちが治療やカウンセリグで患者さんと関わる目的は、実は病気や不調をなくすことが一番でもないし、どこに行っても治らない症状を「うちなら解決できます」というところに情熱を燃やしているわけではありません。

 

健康、というのは、人によって定義も違うとは思いますが、目的ではなく、よりよく生きるための手段の一つに過ぎません。

 

治癒や長年の不調が解決するのは、適切に行動や習慣を変えて、治療という関わりの中で、結果としてそうなってしまうのであって、一番大切にしたいこと、一番伝えたいことは、

 

自分を大切にすること

大切な人を大切にすること

病気や不調も、そうで無いことも全て含めて、理解すること

理解により、過去から未来まで、自分自身への愛と感謝を深めること

そして、体の自由度が上がることによって、人生をより自由に選択して、本当にやりたいことやピュアな願いに向かっていける人を応援していきたい、

 

ということです。

 

 

アドバイスや治療について、受け入れるor受け入れない、は個人の自由ですし、こちらから強制することは一切ありません。

 

しかし、アドバイスは何一つ受け入れずに、痛みや不調をどうにかしてほしい、という方や

 

例えば、水はほとんど飲まないけど、〇〇の悩みをどうにかしてほしい、とか

 

お金を払って治療に来ているんだから、治して当然、治せないなら回数を増やしてしっかり見てほしい、

 

というような、当院の方針や大切にしている考え方とは少し違う価値観の方も、1−2%くらいいらっしゃいます。

 

 

本当に必要としてくださる方に、適切に予約の時間を確保するため、

 

また、当院で大切にしている考え方に共感していただける方と、より良い人生のためにお互いのエネルギーを使いたい、という思いがあり、どこに行っても治らない症状専門、という、場合によっては誤解を招く表現を取り下げることに致しました。

 

 

そんなことは誰も気にしていないことかとは思いますが、これからも今までと同様、日々全力を尽くし、精進して参ります。

 

どうぞよろしくお願い致します。